基本命令語一覧

BASICの基本的な命令語のうち、主な書式を解説しています。

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命令語 主な書式 説明
A AND
IF A<=5 AND B>=0 THEN 250
Aが5以下でかつBが0以上のときに、250行に移します
ASC
ASC "A"
文字"A"をキャラクタコード(この場合は"65")に変換します
C CHR$
CHR$ 65
キャラクタコード"65"を文字(この場合は"A")に変換します
CIRCLE
CIRCLE (70,20),10
座標(70,20)を中心座標とする半径10ドットの円を描きます
CLEAR
CLEAR
すべての変数を消去します
CLS
CLS
表示内容を消去し、表示開始位置(カーソル)を(0,0)に戻します
D DIM
DIM A(4)
変数Aについて、配列要素 A(0)~A(4)の5つを定義(宣言)します
E END
END
プログラムの実行を終了します
F FILES
FILES
プログラムファイルエリアに登録されているファイル名、サイズを表示します
FIX
FIX -2.5
数値の整数部(=-2)を求めます
FOR~NEXT
FOR A=0 TO 9 ~ NEXT A
Aが9を超えるまで、FOR~NEXTの間を10回繰り返し実行します
FRE
FRE
今使われていない部分のバイト数を求めます
G GCURSOR
GCURSOR (50,30)
GPRINTで表示を開始する座標を(50,30)に指定します
GOSUB~RETURN
GOSUB 300 ~ RETURN
300行にサブルーチンジャンプし、RETURNで戻ります。(GOSUBはメインルーチンに、RETURNはサブルーチンの最後に書きます)
GOTO
GOTO 500
500行に無条件で移します
GPRINT
GPRINT "0123456789ABCDEF"
指定されたドットパターンを表示します
I IF~THEN~ELSE
IF A<0 THEN 200 ELSE 300
Aが0未満のときは200行、それ以外のときは300行に移します
INKEY$
WHILE A$=""
  A$= INKEY$
WEND
キーが押されるまで読み込みを繰り返し実行し、押されたらキーの内容をA$に代入します
INPUT
INPUT A
キーから入力された値をAに代入します
INT
INT -2.5
その数値を超えない最大の整数(=-3)を求めます
K KILL
KILL "MAIN"
ファイル名が"MAIN"のファイルをプログラムファイルエリアから消去します
L LINE
LINE (0,0)-(143,47)
座標(0,0)と(143,47)の間を線で結びます
LOAD
LOAD "MAIN"
プログラムファイルエリアに登録されている"MAIN"ファイルを呼び出します
LOCATE
LOCATE 5,5
PRINTでの表示開始位置(カーソル)を(5,5)に指定します
N NEW
NEW
プログラム・データエリア内のBASICプログラム、変数の値を消去します
O ON~GOTO
ON A GOTO 500,510,520
Aが1のときは500行、2のときは510行、3のときは520行に移します
OR
IF A=0 OR B=0 THEN 120
Aが0またはBが0のときに、120行に移します
P PAINT
PAINT (0,0),6
座標(0,0)を囲む領域を塗りつぶします
PASS
PASS "1111"
パスワードを"1111"に設定します。解除する場合も同様に入力します
POINT
A= POINT (0,0)
座標(0,0)の状態を読み取り、Aに代入します
PRESET
PRESET (0,0)
座標(0,0)のドットを消します
PRINT
PRINT A
Aに代入されている値を表示します
PSET
PSET (0,0)
座標(0,0)のドットを点灯させます
R READ~DATA
READ A ~ DATA 2,5,8,10
定義したデータをAに代入します
RANDOMIZE
RANDOMIZE
RND命令に先立ち、乱数のタネを植え付けます
REM
REM "PROGRAM1"
プログラムに注釈を入れます
REPEAT~UNTIL
REPEAT ~ UNTIL A>5
Aが5を超えるまで、REPEATとUNTILの間を繰り返し実行します
RND
RND 5
1~5の間で乱数(疑似乱数)を発生させます
RUN
RUN
プログラムの実行を開始させます
SAVE
SAVE "MAIN"
ファイル名を"MAIN"としてプログラムファイルエリアに登録します
SWITCH~CASE~DEFAULT~ENDSWITCH
SWITCH A
 CASE 1
  PRINT "ONE"
 CASE 2
  PRINT "TWO"
 DEFAULT
  PRINT "OTHER"
ENDSWITCH
Aが1なら"ONE"、2なら"TWO"、それ以外なら"OTHER"と表示します
U USING
USING "###"
数値を表示するときのフォーマットを符号と整数2桁に指定します
W WAIT
WAIT 50
約50/64秒間、PRINT命令によるプログラムを停止します
WHILE~WEND
WHILE A<>1 ~ WEND
Aが1以外の場合に、WHILEとWENDの間を繰り返し実行します