月別アーカイブ: 2015年7月

YouTubeチャンネルを開設します!

2015/08/01に、YouTubeチャンネルを開設することになりました!概要は以下の通りです。

開設日
2015/08/012015/09/01
チャンネル名
第一駅撮区youtube派出所(仮称)
内容
駅を発着、通過する列車を中心とする動画
更新頻度
不定期

ご覧の通り、ブログ 第一駅撮区の分区的な役割を持たせる予定です。つまり、列車の画像はブログを、動画はYouTubeを使用するという具合です。

最初は借りているサーバに動画をアップしようかと考えましたが、容量を考えるとYouTubeより良いものはないとの結論に至り、こうなりました。

チャンネルを開設し次第、詳細をお伝えします。

勝手ながら、開設を2015/09/01に延期します。しばらくお待ちください。(2015/08/02)

なぜかform要素で送信できない

この前、とある用でファイルのアップロード用にページを作っていたのですが、どうしても送信できないという事態が起こりました。

<form enctype="multipart/form-data" action="index.php" method="post">
  <input type="hidden" name="MAX_FILE_SIZE" value="10000000">
  <p>アップロードするファイル : <input type="file" name="upload"></p>
  <p>ファイル名 : <input type="text" name="name"></p>
  <p><input type="submit" value="送信"></p>
</form>

簡単に書けばこんなコードですね。

このファイルは”index.php”として保存し、最初は順調にコーディングしていたわけですが、”送信”をクリックしても、何も起きないのです。最初は2行目の”MAX_FILE_SIZE”がおかしいのかと疑い直してみたものの、変化なし。

次に、もしかして<input type=”file”>のname属性に”upload”は使えないのか??と変な疑問が浮かび、変えてみるもやはり変わりません。

試しにprint_r( $_POST );と書いて結果を見ると、NULLに。

とうとう困り果て、一番上の行に目をやると、<form>のaction属性が”index.php”になっていることに気づき、”/”に変えたところ、思い通りに動作しました。

なぜ動作したかというと、このサイトでは例えば”http://example.net/index.php”でアクセスすると、”index.php”が省略されたURLに転送される仕様になっており、実際に見ているのは”http://example.net/”になります。action属性にあった”index.php”とは別のものとして扱っているらしく、動作しなかったらしいのです。

アップロードするページに”index.php”と名付けることはあまりないですが…

WordPressで、カスタムフィールドのみを使って記事を投稿する#2

#1の続きです。

準備に入ります。

1.カスタムフィールドの項目数と名前を決める

ただ名前を決めるだけですが、これが意外と重要です。考慮すべきことは、項目数は少なければ少ないほうがいいということです。欲張ってたくさん作ってしまうと、後々本文として表示するためにfunctions.phpを改造するときに進まなくなります。

#1で挙げた例では、

date
撮影日
info
写真の説明
photo
写真のURL

というようにして設定しています。

custom-field_post-new

投稿の新規追加画面で、右上にある”表示オプション”をクリックし、”カスタムフィールド”にチェックします。すると上の写真のようになります。

ここで、自分が決めたカスタムフィールドの名前と値を書き連ねていきます。例えば、ある人が毎日の起きた時間をひたすら投稿する、という単純なブログを作るとすると、

名前 : 起きた時間 / 値 : 6:00という具合です。

ここで注意したいのは、ここで決めたカスタムフィールドの項目は、後で変更しにくいという点です。変更できないわけではありませんが、functions.phpを書き直す必要が出てきます。

2.本文として表示するようにする

今の状態で”公開”をクリックしても、何も公開されません。それもそのはずです。本文には、エディターに書いた内容しか表示しないからです。

本文として表示させるには、content.phpを改造する必要があります。このファイルを開き、<div class=”entry-content”>と書かれた場所を探します。そこには、こうあります。

<div class="entry-content">
	<?php the_content( __( 'Continue reading <span class="meta-nav">→</span>', 'twentytwelve' ) ); ?>
	<?php wp_link_pages( array( 'before' => '<div class="page-links">' . __( 'Pages:', 'twentytwelve' ), 'after' => '</div><p>' ) ); ?>
</div>

これはtwentytwelveテーマの場合です。これを次のように書き換えます。

<div class="entry-content">
	<?php article_content( $post-> ID ); ?>
	<?php wp_link_pages( array( 'before' => '<div class="page-links">' . __( 'Pages:', 'twentytwelve' ), 'after' => '</div><p>' ) ); ?>
</div>

上下のコードを見比べると、まずthe_content関数がなくなっています。これはエディターから投稿する際に使う関数なので、カスタムフィールドのみを使う場合は必要ないからです。

次に、article_contentという謎の関数が組み込まれています。関数の名前はなんでもいいですが、引数には$post->IDを指定しておきます。

ちなみに、ここで内容を書くのではなく、わざわざ関数としているのは、RSSでの表示にもこの関数を使うためです。ここでget_post_meta( $post->ID , '起きた時間' , true );としても6:00と表示されますが、関数にしておいたほうが変更する際にも便利です。

次に、functions.phpを開き、article_contentという関数を作ります。

function article_content( $id ) {
    $time = get_post_meta( $id , '起きた時間' , true );
    echo "<p>起きた時間は" . $time . "です。</p>";
}

起きた時間を表示させるなら、例えば上のようになります。

カスタムフィールドに登録されたデータを取得するget_post_meta関数の引数は、

第1引数
取得するメタデータの投稿ID
第2引数
カスタムフィールドの名前(日本語も可)
第3引数
戻り値を文字列とするか配列とするか。trueで文字列、falseまたは何も書かなかった場合は配列

となっています。

もしも、自分が起きた時間を”12:00″、ペットのポチが起きた時間を”不明”として、カスタムフィールドの値を”12:00,不明”と書いたとしましょう。そうすると、表示されるのは起きた時間は12:00,不明です。となってしまいます。”12:00″と”不明”を分けて表示するには、

function article_content( $id ) {
    $time_array = explode( ',' , get_post_meta( $id , '起きた時間' , true ) );
    echo "<p>私が起きた時間は" . $time_array[0] . "で、ポチが起きた時間は" . $time_array[1] . "です。</p>";
}

のようになります。PHPのexplode関数を使って、コンマで区切られた値をそれぞれ分けて配列にします。配列$time_arrayには、0番目の要素に”12:00″が、1番目の要素に”不明”が入ります。

これで投稿を表示することが可能となりました。

3.RSSにも表示するようにする

最後にRSSです。RSSには本文と同じ内容を表示するものとして考えます。

方法は簡単で、functions.phpに

function child_the_excerpt_rss() {
	return article_content( get_the_id() );
}
add_filter( 'the_excerpt_rss' , 'child_the_excerpt_rss' );

を書き足すだけです。フィルターthe_excerpt_rssは、WordPress Codexによると

投稿の抜粋を RSS フィードに含める前に適用される。

とあります。もしも投稿とRSSの内容を別々にする場合は、別の関数か内容を書くといいでしょう。

これで完成です。これで、起きた時間を書くだけで投稿が出来るようになります!

おまけへ

WordPressで、カスタムフィールドのみを使って記事を投稿する#1

WordPressは、GPLというライセンスで配布され、いくらでもサーバーにインストールできることから、たくさんのブログを作ることが可能です。そんなブログの中には、写真や文章の組み合わせが固定され、コードはどの投稿も大して変わらない、ということがあるかもしれません。

そんなときに味方になるのが、カスタムフィールドです。投稿ごとに変わる内容を記述するだけで、1つの記事を完成させることが出来ます。記述された内容は、あらかじめfunctions.phpに書かれたコードに流し込み、それを表示するという仕組みにすればいいわけです。

blog-ekidori

これがその利用例です(第一駅撮区)。投稿の全体を写すため縮小しています。

この画像内の”紀伊勝浦 -> 紀勢本線”とあるのがタイトルで、”撮影日 : 2014/09/21″が投稿の終わりです。このブログの投稿はすべてこんな感じで、写真とその説明のセットが何回か繰り返され、写真の撮影日を表示して終了しています。

このようなブログの場合、コードは大体決まったものになってきますので、工夫次第では1回の投稿で要する時間を短縮することが可能です。

blog-ekidori_post-new

次にこの投稿の編集画面を見てみましょう。カスタムフィールドが3つ見えます。投稿する際は、ここに内容を入力します。

ところで、撮影日は1回しか表示しませんが、写真とその説明の表示数は、写真の数によって変わります。このように2枚しかないときもあれば、逆に撮りすぎて10枚くらい追加したくなるときもあります。

この場合、ここでは、写真であれば写真を、説明であれば説明をそれぞれコンマ”,”で区切って記述し、1番目に書いた写真のURLと説明を、2番目に書いた写真のURLと説明を…というように要素を対応させて表示することで達成しています。

開発当初は、1つの写真とその説明のセットで1つのカスタムフィールドを充てようとしたのですが、そうすると10枚写真を追加したくなったときに、10回分のカスタムフィールドを作らなければならなくなるため、結局このようになりました。

このようにすることで、以下のような利点があります。

  1. 投稿にかかる時間を短縮できる
  2. 後で編集するために見返したとき、不要な部分がないため見やすい

逆に、欠点もあります。

  1. 投稿やRSSに表示させるために、コードを書き足さなければならない
  2. 内容に区切り文字が含まれていると、投稿内容がおかしくなる

欠点の2番目は、区切り文字を投稿内容に使わない文字に変えることで解決します。問題は1番目です。

カスタムフィールドは本来、特別なデータを扱うためのものであり、本文として表示するにはコードを書き足す必要があります。手間にはなりますが、長い目で見れば得になるはずです。

それでは次の記事より、カスタムフィールドのみを使った投稿の準備について続けていきます。

#2へ

ようこそweb無番地へ

このブログでは、市岡町創作所が公開するサイトについてのお知らせや、こんなもの作ったよーというような開発情報をお送りします。

そもそも、市岡町創作所ってなに?おいしいの?となるかもしれませんが、これは市岡町創作所のサイトの紹介ページをご覧いただくとして、ここでの説明は省きます。

こんなブログですが、どうか生暖かい目でご覧ください。

代表 iyo